宇部小野田ブロックからのお知らせ

8月度研修報告

8月26日に株式会社モルテン 健康用品事業本部の矢野雅志氏をお招きし、オアシスことしばにて「身体にかかる圧の影響と対策」の研修会を行いました。

普段利用者が臥床されている時、どれほどの圧が身体にかかっているのか、またどの部分に圧が集中しているのかを圧の感度装置を使用して、図面を見ながら解説していただき、それを緩和・軽減するためのベッドマットのその活用方法をとても分かりやすく、丁寧にお話していただきました。

ベッドマットは、耐圧分散マットからエアマットまで様々な種類があり、利用者の状態に応じて使い分けて使用すること。最近ではマット自体にセンサーが付いており、利用者がベッドに足を下した瞬間に反応してセンサーが作動する仕組みで、利用者の転倒・転落事故の防止に繋げる対策にも貢献していることに驚かされました。

このような商品が施設や病院、在宅支援等に普及していけば、利用者の生活や転倒・転落によるADLの低下を防ぐことができ、介護士の仕事面にも大いに貢献してくれるのではないかと感じました。