下関ブロックからのお知らせ

平成30年度 介護事例研究会に参加して

平成30年度 介護事例研究会に参加して

                               黒瀬 賀代子

 

 平成31年3月22日(金)、川中公民館にて開催の介護事例研究会に参加しました。今回は2事例だけでしたが、自己研鑽ができて、各発表者に感謝したいと思います。

 1例目の「独居の認知症利用者を支える(遠方に暮らす家族との連携)」は、昨今増加傾向にある困難事例であり、大変興味深く拝聴しました。開錠してもらえず入室出来ない段階からのアプローチから始まり、遠方の家族とは常日頃から連携をとりながら、様々な段階を経て、次第に心を開いていく過程は、大変すばらしかったです。

 2例目の「水分の大切さ500㏄から1800(QOLの向上)」は、<一日の水分摂取量を1500㏄以上にする事により便秘解消><「認知症の周辺症状緩和><経管から経口食事摂取へ><おむつゼロ作戦>など画期的で科学的な手法です。この手法はチームワークが非常に大切で、大変な苦労をされたことでしょう。いずれも、国際医療福祉大学の竹内教授の講義内容を参考にされた事例でした。また、河本会長の総評も大変勉強になりました。

 終了後の座談会でのフリートークがとても楽しく、貴重な時間を過ごすことができ、ありがとうございました。

「コミュニケーション力アップにつながるコーチングコミュニケーション」研修会実施報告

山口県介護福祉士会 下関ブロック会員各位

新たな年を迎え皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、たいへん遅くなりましたが、昨年11月27日下関ブロックの研修会を開催いたしましたのでご報告いたします。前年に引き続き、専門学校YICグループ管理本部 総合サポート室 山下清可先生にお越しいただき表記テーマについて丁寧な説明をして頂きました。昨年度「介護職のストレスケアとメンタルヘルス」について講義をして頂き自分を見直す貴重な研修会となりました。今回はコーチングについてグループワークを中心に参加者全員が自分のコミュニケーションタイプに分かれて行いました。

 

沢山の方に参加して頂きました。

グループワーク中です。

 

コーチングは難しいと思っていましたが、グループワークを通して自分のコミュニケーションの取り方の傾向、好みを知ることができ相手とコミュニケーションを取る時にその人のタイプを知るヒントが得ることを体感できました。山下先生、ありがとうございました。

(特別養護老人ホーム貴船園 江頭 一寿)

アンケート結果(PDF)

下関ブロック「介護の日」イベントに参加して

 平成30年11月11日、商業施設「ゆめシティ」にて開催された介護の日のイベントに参加して、感じたことを述べます。「介護の日」が定められて今年が11年目、介護や福祉に携わる方々には十分に浸透されたと思われます。しかし、他業種や一般市民にはまだまだ周知されていないと思われます。今回の私の役割は、宣伝活動やイベント当日の介護予防体操、「介護レンジャー」ぬいぐるみの担当でした。やんちゃ盛りの子どもから介護用品に興味を持たれている高齢者まで、様々な人達と関わる機会を得られました。今回のイベントが、一般の方々が「介護」について更なる関心を向けられたのでは・・・ と、スタッフの一員として喜ばしく感じました。最後に、介護という激務に携わる方々の健康を願い、この度の催し物に参加できたことを感謝します。

          (介護付有料老人ホーム ヴィラジオ武久 原田 裕明)

『コミュニケーション力アップにつながるコーチングコミュニケーション』研修のご案内

下関ブロック会員各位

 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。この度下関ブロックでは「コミュニケーション力アップにつながるコーチングコミュニケーション」をテーマに研修会を開催することと致しましたのでご案内申し上げます。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

「申込書はこちらをクリックして下さい」

接遇マナー研修に参加して

接遇マナー研修 (応用編:クレームが起きた時の対処方法)に参加して

                    

 先日、山口県介護福祉士会下関ブロック主催で、温品富美子先生を講師に迎えての研修会に参加させていただきました。クレームが起きないための、まず予防としては日頃から利用者様との「人間関係作り」をしておくことの必要性を感じました。その為には、言葉使いなど基本的な接遇マナーは、信頼関係を作る上で大切です。 それから、職員間の人間関係、コミュニケーション不足からクレームに発展する事もあるという事を学びました。そして、万が一クレームが発生した場合、原因を明確にすることが先決です。 それには、業務経験や立場により方法は様々ですが、相手側の勘違いや言いがかりではないか、若しくはこちら側にミスがあったのか事実関係の確認が必要です。 心と態度で誠実に対処することで、二次クレームを避けることができるなど、内容の濃い活気に満ちた研修でした。           (下関市社協 下関ホームヘルパーステーション 三宅泰美)

 常日頃から、私は「聴き上手になりたいな」と思いながら、相手とのコミュニケーションを展開させています。その為には、自分自身に「ゆとり」がないと、相手の話を受け止めることができないと思います。温品先生の接遇研修を受けさせていただき、改めてあいさつ、笑顔、誠実な態度の大切さを学びました。早速、研修の翌日に鏡の前で「ウィスキー」を5回唱えてみました。不思議と3日後から「表情が変わってきたな」と自画自賛しています。また隣に座られた方とABに分かれた行われた研修は実践方式で、とても勉強になりました。話し手、聴き手、相方が寄り添えば、コミュニケーションは上手くいくと思います。祖母が生前、私に「松の葉(トゲトゲしい)のような気を持つな、芭蕉葉(みずみずしい広葉)の葉のような気をもたれ」と教えてくれました。相手のお話を伺う時、話をさせていただく時は、大きな芭蕉葉のような気を持ち、相手に共感する思いやりの気持ちを持って相手と触れ合いたいと思います。このような貴重な研修に参加させていただきありがとうございました。          (下関市社協 下関ホームヘルパーステーション 河村江利子)