下関ブロックからのお知らせ
「うつ症状と認知症 高齢者の心理を考える」研修会実施報告
下関ブロック会員の皆様
日増しに寒さがつのってくるようです。いかがお過ごしでしょうか。
10月23日(金)、川中公民館におきまして、下関病院認知症疾患医療センター中山寛人先生をお招きし、「うつ症状と認知症高齢者の心理を考える」研修会を開催したことをご報告いたします。
今回の研修では、新型コロナウィルス感染拡大防止の対策により参加人数を制限しての開催となりましたが、たくさんの方に参加いただきました。皆さまありがとうございました。また、お断りいたしました方々へはお詫び申し上げます。
研修後のアンケートでは、「事例を使用したわかりやすい説明でした」、「認知症の知識だけではなく、うつについて初めて知ることができた」等の声がたくさん寄せられました。先生がおっしゃられたなかに、「薬を試すまえにすることがあるだろう、その人に関心を持ち話を聴くに限る」という言葉がありました。今回、学んだうつや認知症について理解した上で、人と人として接していきたいと思いました。
貴船園 江頭一寿
介護事例研究会に参加して
このたび、3事例の研究発表を聞きました。どの事例も、職員さんの努力と利用者に対する思いが伝わってくるもので、心を打たれました。
また、河本会長の総評で、数値の変化は表にした方がわかりやすいこと、長期目標、短期目標を掲げると、読み手に内容がしっかり伝わること等、わかりやすく教えて頂き、とても勉強になりました。
みどり園訪問介護事業所
古谷 庸子
多職種で行うエンドオブライフ・ケアに参加して
私は訪問介護の仕事をしていますが、ターミナルケア段階の利用者と接する機会は、まだ少ないです。今後共、そのような利用者とかかわる際の心構えを学びたく、この研修に参加しました。
まず、「死を前にした人の苦しみ」等を事例に基づいて学びました。
穏やかに最期を迎える人のために介護職として大切なことは「相手の支えをキャッチすること」。「その三つの支え」について学ぶことができました。
さらに、グループワーク、ロールプレイングでは、多職種の人の意見を聞くことにより、私と違う着眼点を知ることができ、とても勉強になりました。
相手に合わせて、ゆっくりと本人の言葉を反復する。まだ聞くことに一生懸命で、「相手の心を穏やかにさせる介護」ができるまでに至っていませんが、今後も勉強を続け、今の仕事に活かしていこうと思います。
みどり園訪問介護事業所
古谷 庸子
下関ブロック 令和元年介護の日
令和元年11月10日(日)毎年恒例となりましたゆめシティにて11月11日『介護の日』に先駆け1日早い介護イベントを開催いたしました。常に“新”化していく介護用品の展示は(株)ひまわりに、豊富な種類の栄養補助食品のレクチャーはMEIJIにご協力いただきました。
その他インストラクターの指導付きの簡単で楽しい介護予防体操の実演、子どもたちが大興奮した介護レンジャーの登場などで会場は大盛況でした。
誰もが覚えやすく、親しみやすい日をコンセプトに「いい日、いい日」の語呂合わせで11月11日を介護の日にしております。介護について、今は関心がない方、必要としない方にもこのイベントをきっかけに何か感じていただきたい。介護にまつわる課題は多様化している中、多くの方々に介護を身近なものとして捉えていただきたい。そんな思いを胸にスタッフ一同楽しく頑張った1日となりました。今後も介護について理解と認識を深め周知していただけることと切願いたします。 藤澤 幹