下関ブロックからのお知らせ
「応急処置とAED他」研修会に参加して
「応急処置とAED他」研修会に参加して
老人保健施設 アイユウ
桑木野 雅一
平成29年6月17日(土)、下関市川中公民館で開催された標題の研修会に参加しましたので報告します。 今回の研修では、北消防署の救命救急士 窪井氏にAEDの取扱い等のご指導をいただきました。内容は次の通りです。
心肺蘇生法(AED使用方法~人工呼吸の実技)、骨折時の対応の仕方、患者の搬送方法、窒息時の対応等、体験を交えながら、とても分かりやすい内容でした。救急法のガイドラインも更新されており、以前習った内容がさらにグレ-ドアップされていました。私も久しぶりの体験で戸惑う場面がたくさんありました。
AEDは想像以上に扱いやすい機器です。しかし、「いざ!!」という時、誰もが慌てるものです。救命リレーの第1走者である私達の早い処置・早い通報が何より大切である・・・と痛感しました。最後に講師の窪井様、参加者の皆様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
「介護の日イベント」開催報告
「介護の日イベント」開催報告
下関ブロック部 東 加奈恵
平成28年11月13日(日)に、介護の日のイベントを商業施設「ゆめシティ」にて
行いました。
まずPRを兼ねて「いい日 いい人 いい介護」のキャッチフレ-ズを入れたティッシュを介護レンジャ-と共に店内の入口付近等で配布いたしました。
イベントブ-スでは、(株)ひまわり、(株)大王製紙、(株)明治、による介護用品の展示と介護相談と、あかね会による大正琴の演奏と体験型の介護予防体操を2回に分けて行いました。
大正琴の演奏では、素敵な音色にお客様が足を止めてくださり、盛大な拍手をもいただきました。
体験型介護予防体操では、短時間でしかも簡単な体操だけれども、十分に介護予防になる事を分かりやすく説明があり、「家でも毎日できそう」と思える体操でした。
今回のイベントで、ご来店のお客様が「今まで聞きたくても聞けなかった事」や、「お困りの事」などを熱心に聞かれており、お客様の表情が徐々に明るく前向きになっていく姿に、キャッチフレ-ズの「いい日 いい人 いい介護」を改めて心に刻むことができ、イベントに参加した私たちも、とてもいい日になりました。
「認知症」研修会 実施報告
朝夕冷えこむ季節になりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。
10月22日に下関ブロックの研修会を開催いたしましたのでご報告いたします。今回の研修では「認知症の人の理解と対応の基本」~幸せ笑顔のために~をテーマに岩国市周東町 特定非営利活動法人 ありがとさん ゼネラルマネージャー 竹中紀子様にお越しいただき、丁寧な説明をしていただきました。
「四大認知症」の原因と主症状に伴う心理的な変化、行動・心理症状(BPSD)への対応、パーソンセンタード・ケアについて竹中先生の穏やかな口調でとてもわかりやすい研修でした。私自身も認知症の方へお手伝いをさせていただく時に対応に戸惑うことや悩んでしまうことがたくさんありますが、今回の研修で竹中先生がおっしゃった認知症の方の内的世界に同調していくことが大切であると改めて学ぶことができました。竹中先生、参加者の皆様本当にありがとうございました。
アンケート結果は下記PDFをご覧ください。
第3弾「姿勢・ポジショニング」研修会 実施報告
日増しに秋が深まってまいりましたが、皆様、お元気にお過ごしですか。
9月23日(金)に下関幸陽園にて、五反田リハビリテーション病院理学療法士、波多野崇先生をお招きし、第3弾となる「姿勢・ポジショニング」研修会を開催。無事に終える事ができましたので報告します。
今回はベッド上での臥位姿勢時の安楽な姿勢、身体の負担を軽減する方法などを実際に体験しながら、実技指導して頂きました。知識を付けるだけではなく、体験してみると、利用者さんの不快な気持ち等も理解でき、今まで行っていたポジショニングが間違っていたんだ!と気づく受講者も多数いました。 後半には、アンケートで一番多かった要望の「食事時の姿勢」についての体験・実技も行いました。
今年も定員が満員となり、受講者からは「自分体験することが一番」「現場で役立てます」「2回目の参加でしたが、やっぱり来てよかった」等の声もあり、大変有意義な研修会となりました。
☆研修会アンケートの一部☆
・今までの知識が違っていたと気付いた。
・わかりやすい説明で良かった。
・何事も自分で経験して患者様の苦痛を和らげたいと思った。
・現場で役立たせていただきます。
・実践的でとても良かった。
・とても勉強になりました。
・患者さんの苦痛を感じることができました。
・自分が体験することが一番だと思った。
・四肢麻痺で下肢の拘縮も出てきている患者さんがいます。体位交換するとうなり声
を発することがあり、きっと苦痛を感じていると思いました。今回の研修で学んだ
ことを活かして少しでも苦痛が軽減していくようにしていきたいと思いました。
・寝たきりの方に対して、簡単にクッションを見よう見まねで入れてたと反省しまし
た。
・日常の介助場面に沿った具体的な実践方法を学ぶことができた。自分が体感したこ
とで違いが歴然とした。これまでになかった視点をもつことができた。
・介助者が体験し、利用者の気持ちになることが大切であることを学びました。
・あて枕の位置により、筋緊張の場所が変わる。今まで行っていたことと異なることを理
解することが出来た。
・新しいポジショニングについて学ぶことができました。
・2時間は短い、もう少し時間配分を改善してほしい。
・知らず知らずに患者さんに与えていた苦痛がよくわかった。今後の業務に生かして
いきたいと思う。
・ポジショニングにおいて、いかに基底面を広く取るか、また、なるべく隙間をなくして
いて負担を軽減していることが大切であり、高さを上下することで背抜きが必要であ
ることも理解した。
・2回目の参加でしたが、やっぱり来て良かった。
・利用者の苦痛、快くない細部を知り、利用者を守る、介護にあたる自分をも守ることに
大変為になりました。
・今後、今月の研修会の内容を考えながら仕事に活かしていきたい。
・施設、病院に来て講義してほしい。
・本人の立場になって考えること、その方にあった安楽な姿勢を作って無理のないように
考えていきたい。
・昨年も参加させていただきましたが、再度お聞きし改めて学ぶことができました。
・ヒントがいっぱいありました。
・嚥下の悪い利用者の対応に役立ちます。
・色々と体感できたことがよかったです。「ポジショニングは想像力」肝に銘じて日々の
業務に発揮できたらと思います。
・我施設に来て難しい対応の入居者の対応を教えてほしい。
・シーティングの時間がもう少しあれば良かったと思います。
・わかりやすい説明で実際に体験し「嫌な感じ」を感じられ役に立つと思います。
・今まで思いつかなかったポジショニングがありました。
・体位交換時、いつも三角マットを使用していましたが、ベッドマットの下にバスタオル
を入れる方法があることを教えてもらい役立てようと思います。
・「そーいえば」とか「あ、そっか」と思う事がたくさんありました。
『認知症』研修のご案内~寄り添うケアで幸せ笑顔ふやしませんか~
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、この度下関ブロックでは『認知症』をテーマに研修会を開催することと致しましたのでご案内申し上げます。これから高齢者人口の増加とともに認知症高齢者数も増加が見込まれています。私たち介護職は認知症という症状を理解しているつもりですが、関わり方に行き詰ってしまうことも少なからず経験されているのではないでしょうか。
今回の研修では、特定非営利活動法人ありがとさん ゼネラルマネージャー竹中紀子先生をお招きし、講義をして頂きます。この研修で認知症の「人」の行動には、どのような思いが込められているかを考える視点や、その人が抱える思いをくみ取っていく視点を学んで頂き、認知症ケアの理解を深めて頂きたいと思います。皆様の多数の参加をお待ち申し上げております。
なお、参加申込書に必要事項を記入し、締め切り日までにご返送下さい。詳しくは下記、応募要項(PDF)をご覧ください。