下関ブロックからのお知らせ
下関ブロック研修 “エンドオブライフ・ケア”
エンドオブライフ・ケア
~人生の最終段階の苦しみ、私たちにできること~
令和元年9月8日(日)下関市川中公民館にて、宇部協立病院 副医院長 立石彰男先生による「エンドオブライフ・ケア研修」が行われました。
オープニングで、看取りとは・・・の説明がありました。立石先生は淡々とした口調で話され、「その人との関わりをふり返り、思い(の一部)を引き継ぐ」「その人が亡くなってもその人の心は生きている」(人生の最終段階の苦しみ、私たちのできること)私は思わず講義の中へ吸い込まれていくような感覚でした。
事例をもとに「選ぶことができる自由を」をテーマに、グループワークしました。グループ討議で、人それぞれの思いがあることに気づかされました。相手から見て「わかってくれる人」になるための聴き方。反復・沈黙・問いかけ「相手が伝えたいメッセージ」に集中する事の難しさを感じました。ロールプレイの目的は患者役になりきり、苦しんでいる人になりきる。聴き手役は反復。「それでも最後はポジティブな言葉で終わり、次に繋げる事」と言われた言葉に少し救われたような気持にました。研修を振り返り、利用者にとって「わかってくれる人」になれるよう努力したいと思います。
下関市ブロック 川尻 光子