研修会・講習会 実施報告
事例・介護研究発表会【H26.8/2】
事例・介護研究発表会
H26.8.2開催
8月2日(土)に事例・介護研究発表会を開催いたしました。
今年度は10月に山口県で介護学会が開催されることもあり、県内初の同時発表会となり、3つの事例発表と5つの介護研究発表会となりました。
助言者として、長年山口県介護福祉士会の事例・介護研究セミナーにおいて御指導頂いている広島国際大学教授久保田トミ子先生、矢原隆行先生をはじめ、尾道福祉専門学校校長上原千寿子先生をお招きし、8事例・研究発表に御助言を頂きました。発表内容は多岐にわたり、現場の介護福祉士として直面する内容の発表となりました。
利用者の興味あることに着目し、園芸活動を行った事例や、生活歴のアセスメントから利用者本人のニーズを引き出した事例もありました。介護が本来持っている相手に寄り添う心をタクティールケアの手法を通して向き合った事例では、実際の体験談を聞く事でより興味深い発表となりました。
介護研究セミナーの発表では、継続的に研究に取り組んだ5つのグループによる発表が行われ、今までの量的な研究から質的な研究に取り組むグループ、介護者に役立つ講習会の評価研究、職場の連携や介護職としての望むべき姿などに取り組んだ研究等・・・いずれも平成19年から矢原先生に御指導頂いた介護研究セミナーの大きな成果となっており、介護福祉士の専門性を確立していくための貴重な発表になりました。
これからも介護現場の視点から、事例・介護研究を継続し、介護福祉士の専門性や質の向上のために学ぶことの重要性を感じた貴重な時間となりました。
発表された皆様、ご助言頂いた3人の先生方、本当にありがとうございました。
文責:飴屋
★10月10・11日、山口市保健会館・かめ福で『第12回介護学会in山口』が開催されます。全国の介護現場からの発表が集結する大変貴重な機会です。介護福祉士の専門性について、是非ご一緒に学んで参りましょう!
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
~アンケートより~
・事例も介護研究も質が高くなっていると思った。
・発表の仕方やまとめ方について勉強になった。(パワーポイント、時間設定内の発表など)
・データや研究での話、現場の話が聞けて良かった。
・継続的に研究をして必要性を感じた。
・今日の研究発表を現場に持ち帰って(次の)研究テーマが見つけられる様な仕事にしていきたいと感じた。
・今は学生であるが資格取得後も勉強は続くのだと改めて思った。
・初めて参加したがとても勉強になった。
・次回も是非参加したい。
・3名の講師のコメントがすごく勉強になった。
・今回は講師のコメントがすごく勉強になった。参加費以上にたくさん得るものがあった。得した気分だった。
・講師の話をもっと聞きたいと思った。
・今後も事例と介護研究の発表を一緒にしてほしい。
・質問を無作為に投げかけても良いかも。(感想だけでも言ってもらう)
・質問が活発で良かった。