研修会・講習会 実施報告

介護の日イベント

平成23年11月13日(日)に、山口県セミナーパーク講堂において、介護の日記念イベントを開催いたしました。今年は、山口県介護福祉士会宇部小野田ブロックを中心に、「地域の方々と共に~介護予防~」をテーマに、講演会、介護予防体操の実演などが行われ、地域における介護予防の意識を高める内容となっていました。茨城県立医療大学名誉教授の大田仁史先生の講演では、地域住民を巻き込んで介護予防を進めていくためのヒントが凝縮されており、参加された皆さんにとって、大変有意義な時間になったのではないかと思います。

 

講堂の外では、山口県弁護士会による無料相談、介護用品の展示、書籍販売、バザー、アロマテラピー体験などが行われ、イベントをより盛り上げてくださっていました。また、3月の大震災により、大きな被害を受けられた大田先生のいらっしゃる茨城県のお役に立てばとの思いで、介護福祉士会の会員が中心となり遊休品を持ち寄り行ったチャリティーフリーマーケットでは、本当に多くの方のご協力を頂き、7万円を超える寄付金が集まりました。

 

イベントの最後には、特賞の大田先生直筆サイン入り書籍をはじめとする賞品の獲得を目指して、お楽しみの抽選会が行われました。当選番号が発表される度に、皆さんの一喜一憂の声が会場に響き、大変盛り上がる抽選会となりました。

 

講師の方々やボランティア、各種コーナーでお手伝いくださった皆様など、多くのご協力を頂きながら、イベントを無事終えることができました。本当にありがとうございました。

 

来年も、「介護の日」を広くPRするため、山口県介護福祉士会役員が一丸となって企画・運営していきたいと思います。

 

 

□アンケートより□

≪介護予防体操の講演会≫

・ユーモアがありで、聞きやすく!!また、講演を聞きたくなりました。ありがとうございました。

・ 笑いありの中で楽しく聴きました。実績に基づく話で説得力があって良かった。

・ 初めて大田先生のお話を聞けました。とても内容がよく本当に勉強になりました。

・ 団塊の津波への心構えをどうしていけば良いのかを教えていただいて、私たち介護士が何をしていけば良いのか理解できました。実践者になれるよう努力していきたいと思いました。

・ 60歳を迎え、力強く明日へ向かっていく人々に感心しました。本日のお話で自らの方針も自助、共助を目的とし、いつまでも明るく生きていくことができます。笑いもあり、楽しい時間を過ごす事ができました。

 

≪介護予防体操の実演≫

・ 予防体操でいつでも、どこでも、ひとりでも、1日、一ミリ、一グラムの成長を。

 

・現場でレクに使っていきたい。

・ 実際体操をして身体がぽかぽかした。ゆっくり身体を動かす事は良いと思うので実践してみたいです。

 

・仕事で身体を動かしているつもりだが、今日の体操で違う筋肉を感じて気持ちがよかった。

・ 身体の節々まで動いて、知らず知らずのうちに筋肉がついてくる。毎日十分でもすれば最高ですね。

・ 健常者にも高齢者にもできるのが良いと思いました。

 

≪アロマテラピーの講演≫

・ 香りが人に作用するのにとても効果があることがわかった。自分の持っている利用者さんにもぜひ役立てたいと思った。

・ 忙しさにかまけて、いいと思いつつもアロマから遠ざかっていた私。今ひとつ思い出し、くつろぎあるゆったりとした時を持ちたい。介護にも取り入れたい。

・ アロマテラピーが介護の場で使われて効果があるとのこと、全く知りませんでした。とてもいいお話で興味を持ちました。

・ 早速スプレーを作ってみたいと思った。

・ 身体がすっきりしました。アロマテラピーは会場内がとてもいい香りに包まれリラックスできました。

 

≪各種コーナー≫

・ バザーやパン屋、ハンドマッサージなど、にぎやかであった。

・ 会場にフリーマーケットがあったのでたくさん買い物をしました。また、コーヒー等の飲み物があり、関係者の方々もサービスが良く、とても良かったです。

・ アロマハンドマッサージはとても気持ちがよかった。

・ バザーの収益金等が東日本大震災へ寄付されると聞き、大変よかったと思う。

・ フリーマーケットやパンの販売など、良かったです。ついつい買ってしまいました。募金箱に入れるよりもこういう形のチャリティーの方が参加しやすくて良いと思いました。東洋羽毛さんのフリードリンクも嬉しかったです。